6月末に本業のナスの収穫シーズンが終わり、片付けと次作準備に7月中旬までかかっておりました。
そして、7月15日からバナナのハウスの作業に専念できるようになり、ここにきてやらなければならない遅れていた作業がかなり進みました。
いろいろやるべき作業の一つに「吸芽切除」があります。
「吸芽(きゅうが、すいめ)」はバナナの幹(偽茎)の横からタケノコのように生えてくる子株のことです。これを放っておくと成長してバナナの幹が乱立してしまうので、当園地では一株あたり1~2本に制限しています。
私は鎌を使って吸芽の根元から切除し、細かく砕きます。砕いた残渣はハウスの外へ廃棄するやり方もありますが、当園地ではそのまま地面に撒いて土に還すやり方です。
高い気温が続きバナナの成長速度も速くなり、続々と開花しています。
バナナの世話に全力を投入でき作業の遅れもかなり回復しましたが、日中のハウス内は40℃近くなり作業できるのは朝夕の3~4時間程度となりました。農業は体が資本なので無理のないように作業を続けていきたいと思います。
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