春先から池の水草(ウオーターポピー)に羽のある白い虫が目立つようになりました。施設栽培でよく発生するコナジラミに似ているのですが、大きさは2周りほど大きいです。


上はバナナの葉に止まったところを撮影しました。
しばらく様子を見ていると、どんどん個体数が増えてきて水草が黄化してきました。どうやら水草を吸汁して害を及ぼすようです。
いろいろと調べた結果、「シマウンカ」というやつらしいことが分かりました。ウンカと言えば稲の害虫としておなじみですが、稲の害虫であるトビイロウンカやセジロウンカとは別の種類で、水辺の植物に寄生するようです。
気門封鎖系の殺虫剤(エコピタ液剤)を3回ほど散布してだいぶ個体数は減りましたが、まだ完全には防除しきれていません。
4月にはモリモリだった水草ですが、

7月には黄化した葉が増えて密度もかなり低下しました。

水草(ウオーターポピー)は旺盛にランナーを伸ばして繁殖するので、シマウンカの密度が下がればまた復活すると思います。しばらくはシマウンカとの戦いが続きそうです。
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