当農園のバナナは無農薬栽培を謳ってはおりません。なるべく化学農薬を使わないようにはするつもりですが、隣接する農地では慣行栽培の作物があるので、迷惑が掛からないように病害虫が発生した場合には躊躇なく農薬を使用します。
今回使用した「農薬」はこれです。

まだバナナには害虫が発生していませんが、当地での施設栽培における難防除害虫であるアザミウマやコナジラミの発生を予防するために使用します。
このボトルの中には、スワルスキーカブリダニというアザミウやコナジラミを捕食する天敵昆虫が25000頭入っています。化学農薬ではありませんが、これもれっきとした「農薬」です。

バナナの葉っぱの水平な場所にそーっと振りかけます。スワスルキーカブリダニ自体は肉眼で見えるか見えないかくらいの大きさなので、写真で見えているのはキャリアーとしてのフスマ(小麦の外皮部)です。
バナナの上で増殖するかどうかわかりませんが、試しに使用してみます。
当農園では、無農薬栽培は謳っていませんが、①なるべく化学農薬は使わない②農薬を使用した場合は履歴をトレースできるようにする、をポリシーとします。
コメント